作家の五味康佑氏で銘機となったステレオの電蓄、私は2台を持っていたが、現代では時代遅れの寝ぼけたAMP部はノイズが多く、非力なコラーロのターンテーブル、安っぽいアーム、カートリッジはOrtofon、EMT、Fairchildと比べてイマイチ。Decca Decolaは低音/高音は出ないしなぜ名機になったのか不思議だ。たぶん耳の悪くなった老人にはHIGHがカットされて聞きやすくデザインがよい高級電蓄としてうけたのだろう。ただ素晴らしい点は、試聴ポイントを選ばずキャビネットと一体化したまとまり良い音で、弱点は高域の再生がイマイチ。だが注意をしなければならないのは広角度なリスニングポイントで高域を出さなければならなく、新たなTweeterを多数設置しなければならない。まずはEMI製WooferとTweeterの帯域特性を調べる。結果、WooferとのCrossoverを650Hz、追加した。TweeterにナショナルのEAS-5HH179をChannelに3台設置してCrossoverを5KHzに設定して測定してみよう。

さてドンナ結果が出るだろうか。
古いレコード盤は帯域が狭いとの先入観にとらわれている専門家も多いが、CDが出てからのLP盤はきっちりと20Kzしか出てない。EMTのTSD、VT-MCTL、VT-STEQ、VT-ADCNVで録音された10インチ盤を聞くと25Kz以上でているモノラル盤が多くある。Decca Decolaのイコライザー、プリ、パワーAMPで周波数レンジの狭い盤なら良い再生音を聞かしてくれるとの思い込みは捨てたほうがよい。既存のEMI製Wooferは低帯域が良い、3Wayとしての新たなTweeterを加えてドンナ音が出るだろうか。AMP以外で音を悪くしていたのはNetwork、Enable4のLとCの影響を受けないソフトウエアーで分割するDigital Networkの威力はどうだろう。

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