EtEnable4とは
EtEnable4は専用ソフトウエア(MPP for Dante)を搭載し、今ある圧倒的な処理能力をもつIntelプロセッサーの能力を引き出し、新感覚、新時代のオーディオを提案するオーディオ統合システムです。
EtEnable4はアナログソースからデジタルファイルの音楽再生に関し、スピ−カと試聴部屋をリスナーの好みに完璧にアーコスティクコントロールできるオーディオ統合システムです。
EtEnable4は Audinante 社の革新的ネットワーク技術のDante使っています。今やDanteはプロの音響装置や製作現場で140社以上が採用を決め実際に、今回のブラジルワールドカップでも活用が決まっている、高性能、高信頼のイーサネットオーディオ統合システムです。
EtEnable4は嗜好、趣味のオーディオをより現実的なオーディオのツールとして作りあげました。開発にはコンピュータ開発のプロの世界で培ったソフトウエア技術、電子回路設計技術で作り上げ、物作り拘る日本人にしかできない新たな付加価値を添えて造られたオーディオ統合システムです。
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EtEnable4の構成と特徴
EtEnable4は、オーディオPC(VT-EtSKPC)、オーディオI/F(VT-EtDDC,VT-EtDAC)、ソフトウエア(MPP for Daint)、測定用マイクロフォン、導入サポートサービスで構成されています。後はお手持のDACやお好みのパワーアンプ、スピ―カをお使いください。
EtEnable4のVT-EtSKPCとVT-EtDDC,VT-EtDACは家庭内の有線LANで接続(無線LAN、WiFiは不可)できます。ケーブルの長さなどは気にすることなくオーディオシステムが構築できます。
EtEnable4は標準で4Wayまでのチャンネルディバイダー機能を持っています。位相歪のないソフトウエアによるFIRデジタルフィルター設定によって周波数特性の異なるスピーカーの各ユニットの能力を最大限に発揮させます。
EtEnable4は音楽を聴く場所(リスニングポジション)の音響特性の補正する機能をもっています。振幅特性はもちろん、最小位相成分の位相、残響音、定在波なども制御し最も自然な特性に補正できます。
EtEnable4はMCカートリッジの音を化色無くそのまま再現する(VT-MCTL)、モノラルレコードのための複数のEQパラメータを持つイコライザーAMP(VT-MPEQ)、イコライザーのゲインだけを選択できるステレオイコライザーAMP(VT-STEQ)、192K32bまでデジタル化できるADコンバータ(VT-ADCVN)、左右4CHパワーAMP(VT-EtFPAmp)開発中、またヘッドフォンのためのAMP(VT-HDAmp)を用意しております。
○VT-EtSKPCはIntelプロセッサー 搭載のPC Audio機です。
最新のIntel CPUの計算能力は100GFlopsに迫ろうとしています。市販のオーディオ機器搭載の専用CPU (DSP)は最高クラスのDSPでもその性能は4GFlops(単精度浮動小数点の場合)程度です。VT-EtSKPCはこれだけの強力なIntel CPUにWindows8の下で動作する、音楽再生に特化した最新のテクノロジー駆使したソフトウエア「MPP for Dante
を搭載し革新的最先端のPC Audio機でEtEnable4の中核を形成します。
○VT-EtSKPCはUSBを使わないEthernet ベースのハイエンドなPC Audio機です。
今までのデジタルデータをやり取りするUSBの信頼性は低く、PC Audio機の信頼性はUSBそのものの信頼性といっても過言ではありません。事実、USBは動作環境に左右され、接続する他のUSB機器によって挙動を変えます。また、ケーブルや長さの違いで動作が不安定になることもあり、その結果10万円もするUSBケーブルも出現しUSBケーブルで音がかわるとオーディオ誌が特集を組む事態です。USBベースのPC AudioではDACを複数並べて聞き比べすることはできても、拡張性のあるより大きなシステムに進化することはできない。ましてや96K、192Kサポートとうたっているパワーアンプ付のUSB DAC基盤が数千で売られている現在、USBベースのPC Audioはおもちゃ的なイメージを与えてしまっているように思えます。
○VT-EtSKPCのデジタルインターフェースはVT-EtIFです。
VT-EtSKPCでは1GBitという高速なネットワークが普及した現在、USBの代わりにEthernetを利用するAudinante社のDantのI/Fを採用しました。すでにDantはプロの製作現場、音場現場でデファクト化(De Facto Standard)されているI/Fで、家庭内の有線のイーサネット環境でも利用可能です。シアター、コンサートホールやスタジオで実証された最高I/FをVT-EtSKPCでホームオーディオを試しください。Dantには様々な技術的特徴がありますが、VT-EtSKPCが着目したのはその信頼性の高さと拡張性です。
昨年、国内大手の楽器・業務用音響機器メーカが、自社のAudio Work Station(AWS)にDanteを採用したことでも話題を集めました。
○VT-EtSKPCの電源はアナログ電源VT-EtPCPOWを標準搭載です。
通常のPCはスイッチング電源を用いています。スイッチング電源特有のスィチング・ノイズは電源周波数に同期せずに単発的に発生する歪とスイッチング電源の高周波成分により発生する高周波歪があります。リップルは一定であるべき直流電源が波打つ歪で、リップルを少なくするためには電源供給能力を高めなければなりませんすなわち余裕が必要です。これらの歪は他のオーディオ製品にACケーブルやUSBケーブル(パワーライン)を介して伝わります。PCアナログ電源が発展しなかったのはパワーを食うPCに於いては電源が大掛で高額になるからです。
VT-SKPCは敢えてスイッチング歪の無いアナログ電源ですが、アナログ電源はリップルを少なくしなければなりません、そのためアナログ電源は容量の多い高価なコンデンサが必要で、特にPCはプログラムの動作によりCPU、HDDのI/O負荷変動にともなう電圧変動が起きます。PCは12V±1V以内でないとPCはリブートに入ってしまいます。電圧変動が少ない電源得るため、電源トランスは大容量の効率の良いトランスが必要です。VT-EtPCPOWは高品質な国産トロイダルトランス、電解コンデンサを使用し余裕の有る15Aの定電圧回路を採用しています。
○VT-EtSKPCには通常のハードディスク(HDD)を使用していません。
HDDではI/Oが遅く処理に間に合いませんので高速なSSDを使用しそのSSDは現状で最も高速超寿命のIntel SSD-730を採用しております。音楽再生においてはリアルタイム性を求められますので、VT-EtSKPC上で動作するソフトウエアは高速な読み書き(Reed、Write)が求められます。安いSSDは寿命や速度が劣ります、今日市場より求められる高品質、最高級のSSDをOS/MPP for Dante用とデータ・アクセス用に2機搭載しております。
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○VT-EtSKPC 搭載のソフトウエア(MPP for Dante)はオーディオのための最先端のソフトウエアです。
Danteに対応し1GBpsのEthernet環境下で、192K/24Bitまでのオーディオデータを各入出力同時に取り扱うことが可能です。またVT-EtSKPCのフロントパネル(Volume、Enter、Mute、Stop)、VT-ADCVN(ADコンバータ)、VT-EtDDCV(8CHデジタル出力のDDC)、VT-KEtDAC(4ステレオ出力DAC)を制御することができます。
① 音楽ファイルの再生
WAB、FLAC、AIFF、MP3対応、サンプリング周波数は44.1KHz、48KHz、88.2KHz、96KHz、176.4KHz、192KHzをサポートします。
② 外部入力の再生
Danteシステム内のオーディオI/Fに接続された、レコードプレイヤーやCDプレイヤーからのオーディオ信号に対して、イコライジングや補正、帯域分割など様々な処理を行いながら再生します。
③ 外部入力の録音
外部からの入力を単に再生するだけでなく、WAV形式のファイルとして記録することができます。サンプリング周波数と語長はDanteシステムに依存しますが、最高で192KHz/24bitとなります
④ 録音したファイルの分割
例えば、アナログレコードのA面とB面を1ファイルとして録音した場合、曲ごとに分割しファイル化したくなります。3つのパラメータを設定することで、簡単に分割が可能です。
⑤ ギャップレス再生
サンプリング周波数が同じファイルを連続して再生する場合は、曲の終わりと先頭をつなげて再生するギャップレス再生が可能です。
⑥ なめらかなボリューム制御
能率の異なるSpeaker Unitの能率特性補正値を考慮し、ボリュームの変化に追従して、1サンプルごとに音量を変化させることで非常になめらかな音量の調節を実現します。従来のアッテネータは能率のよいSP対し抵抗で調整していました。
⑦ カバーアート画面
音楽をゆっくり楽しむために、ほぼ全画面にアルバムのカバーアートを表示する機能があります。もし、音楽が収められているフォルダーにカバーアートがない場合、PCのピクチャー・フォルダーの特定の場所から画像を表示します。お気に入りの写真を入れておけば、スライドショーを見ながら音楽鑑賞が楽しめます。
⑧ Dgital Phono Equalizer(ディジタル・フォノイコライザー)
アナログ・レコードを再生する場合には、Phono Equalizer(フォノ・イコライザー)で周波数特性をレコード録音前に戻す必要があります。通常はコンデンサと抵抗によるアナログ・イコライズ回路ですが、その処理をDgitalで行うことが可能です。一般的にはRIAAと呼ばれるカーブが使われますが、MPP for DanteにはSP盤も含め38種類のカーブがプリセットされています。お持ちのレコードに合わせて簡単に変更可能です。また、Dgital Phono Equalizer(EQ後)の出力を録音することも可能です。大切なアナログ・レコードを最高の方法で記録できます。VT-STEQのイコライザーAMPを使うとイコライザーパスしイコライザーAMPのゲインをのみを確保するフラットAMPの出力を選ぶことができます。またVT-MPEQとDgital Phono Equalizer聴き比べ往時を偲んで10インチ・レコードを聞くのも楽しめますよ。
⑨ 8Wayチャンネルディバイダ
8 WayまでのSpeakerのCrossover Filter設定をアナログのLCRでなくデジタル・ネットワークでデジジタル分割した周波数帯で各スピーカをドライブします。最大で120dB/Octという急峻な直線位相フィルターで信号を分割できるのでユニットのもつ周波数帯の特性を最大限に引き出せるスピーカシステムの構築が容易にできます、ミッドバスSPを入れウーファーと150Hlz分割することで軽く心よい低音が楽しめます。
⑩ 周波数特性の測定
測定用USB接続のマイクロフォンで、容易にSPからリスニングポジション(音楽を聴く位置)までの周波数特性を測定することが可能です。最良なSPの設置位置やチャンネルデェバイダーの分割設定を確実に行うことができる測定ができます。
⑪ 周波数振幅特性の補正
測定の結果を使って、SPから音楽を聴く位置までの周波数振幅特性を補正することが可能です。平坦な補正だけでなく、高域側で振幅が自然に減衰するような補正も可能です
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